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注文住宅、リフォーム、重量木骨の家なら岡山の設計事務所:バウムスタイルアーキテクト

6常に身体の触れる床材には、無垢の木を使う

床材と言っても色々ありますが、皆さんが思い浮かべるのは木の床材ではないでしょうか? 一般的にフローリングと言われる木の床材ですが、フローリングと言っても種類があるのをご存知ですか?

単層フローリング・複合フローリングと…。

単層フローリング。つまり 1 層のフローリングの事。一番わかりやすく言えば、無垢のフローリングです。特徴は、木本来の質感が味わえ、直接触って木のぬくもりが感じられる。寒暖の差や湿度により収縮を起こしやすいので、ソリやシワリの可能性がある。傷はつきやすいが削る事で修復することができます。 経年変化の味わいが楽しめる。 床暖房には適さない。(床暖房対応の商品もあるので、詳しくはお問い合わせください。)

複合フローリングは、何層にもベニヤを重ねていき、表層に 0.2~2 mm程度の綺麗な板を張り付けて出来ているフローリングです。特徴は、ベニヤを何層か接着剤により重ねて貼り合わせる事で、無垢材で起こるソリやシワリがない。表面には薄い化粧板を貼っているため傷が行かない様に表面を特殊加工することが多く、その為、手触り足触りがヒヤッとした感覚となる。数年経過(使用状況にもよるが、5~10 年ぐらい)すると、傷んで張替をすることになる。床暖房には適しているが、接着剤により使用が出来ない商品もある。

ロングライフデザインを目指して、設計している私どもは無垢フローリングしか使用いたしません。しかも使用する材種は、ナラ・オーク・ホワイトアッシュです。

ナラの床ナラ:ブナ科の落葉広葉樹の事を言います。コナラやクヌギがこの種類に分るされ、どんぐりの木としても有名です。ナラの事を、英語名ではオークと言います。ちなみに、ロンドン郊外のエプソム競馬場で行われるオークス (The Oaks Stakes) は、 創設者のダービー卿の義理の伯父であるジョン・バーゴイン将軍がエプソムの領地に別荘を構えたとき、 庭にあった大きなオークにちなみこの領地をオークスと名付けたことに由来されているそうです。

ホワイトアッシュの床ホワイトアッシュ:モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹。通常の場合は「アッシュ」とだけ表記している場合が多い。日本のトネリコやシオジなど近い品種。原産国は北米。樹高 24~37m、直径は 0.6~1.5m 家具や建築建材に使用され、弾力性や耐衝撃性がある為、テニスのラケットやスキー板の運動器具にも使用され、メジャーリーグでは野球のバットにも使用され、現在は主流となっている。ヤンキースで活躍した松井選手もアッシュのバットを使用されていたらしい。

無垢の床材しか使用しない理由は、やはり手触り、足触りが良い事が上げられます。 そして、経年変化をして年々と味わい深い雰囲気を出してくれ、私どもの設計する住まいにとても合っているからです。(私が好きなので…(笑))

表面には、塗装は行わず塗膜を作らない、蜜蝋ワックスを使用します。 竣工前には、施主さんと一緒にワックスを塗りながら、今までの思い出にふけることも…。そうすることで、床材のメンテナンスの行い方も分かりますし、情愛も生まれると思います。

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