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構造を考える

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雨がまだまだ続きますね。梅雨らしいと思っていましたが、雨は不安が伴います。

本日は、現在進めている住宅の構造の打ち合わせを構造家の方と行いました。

平屋建ての住宅なのですが、中庭を囲む構成で四方の4つの棟に別れています。

それぞれに高さが違い、構造が現れたりする部分も有ります。

その為、構造がすっきりと納まる事は大切なのですが、現しとなる部分の見せ方や施工方法を考えて進めていきます。

構造が仕上げとして現しになる場合は、施工の際にできる限り短時間で施工が出来る様にしていかなければいけません。

全てがまとまったので、これから構造計算(許容応力度計算)を行い、建築に向けて手続きを進めていきます。

細かな部分は、スタッフ総出でまとめて行き創り上げて行きたいと思います。

藤原昌彦

納まり

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雨が降ったり止んだりの梅雨らしい天候。熊本では、大雨となり河川が氾濫したとの事で、被害が心配です。

建築用語の一つに「納まり」という言葉があります。

ディテールと勘違いされる言葉ですが、少し違う気がします。

ディテールは、物と物との取り合いを決めることであり、納まりは似たような感覚ですが設計者の感覚が優先されると思います。

納まりは、建築家や設計者が違和感のない状態と言ったほうがわかり易いかもしれません。

そのことが、実は作家性を出し、建築家の個性とも呼べるのではないでしょうか。

私の場合、プランでの納まりが悪いとずっと納まるまで考えます。

ちょっとした違和感が後になり、どうしても気になって小手先のことでどうにかしなければならなくなってきます。

プラン(平面・断面計画)はやはり大切になるのだと改めて思い、大切にしていかなければならないと思います。

藤原昌彦

段差のある空間

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天気の良い爽やかな1日。

二つ庭の家 こちらの住宅にも一段下がったリビングと、読書コーナーを兼ねた中二階のセカンドリビングがあります。

本日は、設計を考えられている方を「田井の家」へ案内を行いました。

タイミングなど中々合わせづらいことも多いのですが、実際に生活している姿や生活をして見ての感想など、直接話を聞ける良い機会でもあります。

田井の家でもそうですが、私の設計する住宅には段差のある空間が多くあります。

岡山市南区にある「南区の離れ」。現在はアトリエとして使用していますが、ここでも多くの段差のある空間としています。全部で、5つの高さの違う空間としています。

段差のある空間はスキップフロアーとも言われます。

スキップフロアーの意図としては、空間を緩やかに仕切ることであったり、視線を長くすることであったり、色々とありますが「南区の離れ」で考えた事は気持ちのステップアップが中心にあります。

気持ちが弾む様に登って行く感じをスキップフロアーによりできないかと考えたものです。

バリアフリーが叫ばれていますが、住宅には少しの不便さも必要だと思っています。

その一つが、このスキップフロアーに代表される段差のある空間。

身体的な段差の上がり下りも含め、危険を察知する力もこの不便さにより養われのではないでしょうか。

藤原昌彦

楽しむ

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ジメジメとした湿度の高い蒸し暑い1日。

しばらくは、この梅雨を楽しめる様にして行きたいですね。

住宅の設計は、金額との格闘でもあります。

予算組みと資金計画を事前に行い、不安な様であればライフプランをファイナンシャルプランナーと一緒に行う事もさせて頂いています。

私が設計する場合いくら程度必要なのかと問われると、なかなか難しい問いとなります。

HPにある様に単純に積み上げて行くとかなりの金額になりますが、積み上げた金額でないと出来なのかと言われるとそうでもありません。

坪単価はあくまで結果を述べ施工面積で割っただけなので、全てのものがこの単価になっているわけでもないからです。

総予算から割り出し、建築費用からどんな事が出来るのかを考えて、計画に反映させて行く。

メリハリをつけて、全体のバランスとコンパクトになる様にして行く事で可能性は出てくるのではないかと思います。

実現のためには、信頼していただき任せて頂く事が大切になりますし、その結果は素晴らしいもになって行きます。

そのことを楽しんで頂けるように邁進して行きます。

藤原昌彦

当たり前を考える

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良い天気が続きますが、明後日ごろからは雨模様。

本格的な梅雨に入り、1週間近くは雨が続く様です。

住宅を設計する際に、皆様には要望をお伺いします。

箇条書きにまとめてくださる方や話の中で具体的に伝えてくださる方様々です。

その要望も多岐に渡ります。部屋数やLDKの広さなどなど。

当たり前の様な部屋数や大きさは、基準として大切になってきます。

その基準がどうしても縛り付けてしまうことがあります。例えば、○LDK。

○には部屋数が入りますが、なぜ、そうしないといけないのでしょうか?

色々なところに、居場所があってどこでも寝られる様な場所があって、などと考えていくと○LDKなどは関係なくなってきそうな気がします。

当たり前に考えてきたことを、一度立ち止まって考えてみる。

違う見え方ができると思います。

藤原昌彦

キッカケ

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日差しがぐっと熱く感じるようになってきましたね。

四国は梅雨入りし、中国地方もそろそろといった感じでしょうか。

6月に入りました。5月はコロナの影響もあり、なんだかモヤモヤとした1か月。

まだまだ、ウィルスが居なくなった訳ではなく、警戒は必要です。

住宅を建築しようと、検討や土地探しをされている方のマインドが下がってしまい、なかなか前に進めることが出来ない方が多くいらっしゃるようです。

この様な状況だからこそ、暮らしを楽しめる住居があることが大切なのではないかと思います。

キッカケがなかなかないかもしれませんが、少し動いてみることから始めるとよいと思います。

藤原昌彦

天井下地。

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気密工事が終了したので、大工さんは天井の下地を創ってくれています。

電気配線も行っています。

AKAIWA K_House

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今回は2012年に竣工、お引き渡しを行った

AKAIWA K_House のお施主様にお話を伺いました^^

お施主様宅訪問でもよくお伺いしているお家です。 (さらに…)

TAMASHIMA K_House

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第1回目は、TAMASHIMA K_House のお施主様のご意見をご紹介します。

TAMASHIMA K_House は2013年に竣工、お引き渡しを行なった

お住まいです。では早速ご意見をご紹介していきましょう。 (さらに…)