場を生むこと

藤原の日記

あいにくの雨で、気温がかなり下がりましたね。

寒暖差が激しいので、体調管理には十分気をつけてください。

住宅を設計していく際に、クライアント様の要望や希望をお聞きしていくのですが、聞いてみるとやはりモノの意識が強いことがわかります。

これくらいの大きさの部屋としてのモノ。

私が設計する住宅は、モノでありながら「場を生む」ことを考えております。

場を生むために屋根があり、壁があり、窓がある。

その場を楽しむために、プライベートを守る囲い(部屋)があり水回りがあったり。

豊かな暮らしには、モノとして住宅ではなく、場を生む住宅でなくてはなりません。

社名の「バウム」には、「場を生む」を考える集団としての意味があります。

住宅をモノとしてではなく、豊かな暮らしを送るための「場」として考えていきたいと思います。

藤原昌彦