今朝はぐっと冷え込みましたが日中は、暖かかったですね。
本日は、アトリエにて黙々と作業をしていました。
住宅の設計は、大変効率の良いものではないかもしれません。
何度も何度も繰り返し、暮らしをイメージしながら検討を続け、線を重ねて行きます。
年間の設計件数を制限しているのは、一邸一邸に丁寧に向かい合いたい為であり、ある程度の時間を確保することが必要なためです。
設計には、計画段階・基本設計段階・実施設計段階とありますが、その中でも様々フェーズがあります。
計画段階では、暮らしのイメージとクライアント様との要望を重ね合わせ全体像をまとめて行きます。
基本設計の際には、まとまった全体像をさらにブラッシュアップをさせながら、構造の検討や開口部仕上げなどを勘案しながらまとめて行きます。
実施設計では、実際につくることを丁寧に設計をまとめて行きます。
最後には、図面を製本して一冊のほんとしますが、まとめたものは約100以上となります。
住宅一件で、こんなにもと思われるかもしれませんが、これが私の設計です。
藤原昌彦