あいにくの雨模様ですね。
気温が一気に下がります。
今設計を進めている平屋建ての住宅の実施設計が、佳境を迎えています。
平屋建ての住宅は、導線が長くなり上下の動きが少ないため単調になりがちです。
建物の高さも高くになりがちで、通常の設計(細かな部分まで押さえていかないと)では、野暮ったくなります。
綺麗な建築にするためには、色々な調整を繰り返し行い、平面と断面・立面の検討を繰り返し行います。
そのため、構造だけでなく設備の配管や配線まで考慮に入れながら設計を進めなければなりません。
図面上ダクトが描けても、実際施工する際に作業がきちんとできるのか、メンテナンスは可能かなど、あらゆる方向から検討をし決定をして行きます。
細かな部分の逃げを作ることは、美しい建築にはならないので、そのバランスを考えながら進めています。
美しい建築・豊かな暮らしのために
藤原昌彦