納まり(おさまり)

藤原の日記

快晴の続く天候で、明日は岡山マラソンですね。

出られる方は、楽しんで下さいね。

コンパクトな住宅を設計している最中ですが、建築の用語として「納まり」という言葉があります。

この納まりという言葉は、しばしば「ディテール」とも言われ色々な部分の詳細とも言われます。

遠からずも近からずで、「ディテール」はどちらかというとものと物との関係性を整理することをいう様な気がします。

「精神は細部に宿る」

ことから、詳細をきちんと納めることは大切です。

「納まり」は実は、一般的に綺麗な仕上がりになっているかだけを表す言葉ではなく、実は考えた本人の気持ちが納まったかどうかが大切ではないかと思います。

最終的に「納まり」よくなることが大切なのですが、プランの段階から始まっていると思います。

敷地に、プランを描いていくとどうも敷地となバランスや形が変、など自分に納得できない時があります。この時は、やはり「納まり」が悪く良くないのではないかと思っていて、プランをやり直すのです。

「納まり」を大切にしていきたいと思います。

藤原昌彦