環境を創る

藤原の日記

お盆休みに入られた方も多いと思います。

台風が、西日本を直撃する予報が出ていますので、十分に気をつけて下さいね。

さて、本日は夏季休暇前の打ち上げと称して、アトリエでBBQを行いました。いつもお世話になっている大工さんも参加していただいて、賑やかに行いました。

常々、住宅を設計する際に気にかけながら行っていることがあります。住宅というモノを創るのではなく、人が暮らすための環境を創るということです。

どうしても、住宅をモノとして捉えてしまいがちで、nLKDが欲しいや◯帖のリビングや子供室が欲しいなど、見えるモノに目が行ってしまいます。

そうではなく、ここで営まれる暮らしの体験や想い出、記憶、伝統などを育む環境を創る事が大切で、この事こそ私の住宅設計に置ける役割、使命だと思います。

環境や風景は、目に見えそうでなかなか一つでは成立しません。

一つずつ純度の高い、質の高い暮らしのできる環境(住宅)を創っていきたいと想います。

藤原昌彦