変化を求める豊かさ

藤原の日記

5月も本日で終わりですね。

気持ち良い天候が続きますが、そろそろ梅雨が気になります。

敷地と向き合い、クライアント様と向き合い建築を思考する事が設計の始まりです。

効率の良い導線、過剰な設備、地域にそぐわない高気密高断熱…

全てが、悪いわけでも無いし、ちゃんと考えなければならない事柄ですが、人が生きることを考えるときに本当に良いかを考えています。

人が生きる舞台となる家は、そこに住まう方の直感・夢・狂気といったことが建築に命を吹き込み、そこに住まう方に活力を与えていくのでは無いかと思います。

個人の個性を大切にし、周りと違う建築と向かい合うときやはり批判を受けることがあります。

その変化に恐れず、豊かな暮らしを求めることが、家族を豊かにし、周辺環境を豊かにし、社会を豊かにすることにつながっていくのだろうと思います。

新しい時代に、新しい豊かな暮らしを目指したいと思います。

藤原昌彦