明快な中に複雑さを

藤原の日記

春を通り越して、初夏のような暑さの1日でしたね。

ノートルダム大聖堂の火災は、ショックで一度は訪れて見たい建築の一つでした。

本日は、三原市にてクライアント様と打ち合わせを行い、行政との打ち合わせを行って来ました。

来月から着工となりますので、いろいろな下準備を行っています。

その後、近くにある建築家 槇文彦 設計の三原市芸術文化センター ポポロを見学いたしました。

約1200人収容できるホールをメインに、ミニコンサートも海砂できる明るいホワイエ(ホールのような人溜まりのできるスペース)、リハーサル室のある施設です。

平面構成としては、非常にシンプルで明快ですが体感が複雑に感じ良い体験でした。

全体のプロポーションも高さを抑えながら、周辺環境と馴染むようになっており、ホールの金属屋根のドームが奇抜なのかと思いましたが思っていた以上にしっくり来ている感じでした。

次回は、本物の音楽を聴きながら体感をして見たいと思います。

藤原昌彦