太陽のチカラ

藤原の日記

気持ちの良い春の一日ですね。

明日は、雨模様。この雨が過ぎると、本格的な春が来ますね。

 

昨今では、省エネルギーが目的となり、高気密高断熱が主流となっています。

性能を重視し、数値で比較することが重要視されている気がします。

確かに、目標値としての数値はあってよいかと思いますが、敷地やその住宅が建てられる周辺環境により、住空間の温熱環境・快適性は大きく違います。

太陽のチカラは、非常に偉大でこのチカラを上手い事取り入れながら、いやなものは遮断する。

そのチカラの使い方は、直接室内を暖める方法から、屋根面に温水パネルを置く太陽熱温水器、そして、発電を行う太陽光パネル。

私の設計では、積極的に太陽光パネルをお勧めすることがあまりありません。その理由として、自家消費できない仕組みになっているからです。

まだまだ、直接使うにはハードルが高く、太陽光パネルは金額的には少しずつ取得できるようになっていますが、貯める蓄電池が高額なためその仕組みがなかなかできないのではないでしょうか?

今後、太陽光パネルは必要な物にはなってくると思っていますが、意匠と含めて使い方をしっかりと考えていきたいと思います。

藤原昌彦