一本の線

藤原の日記

少しづつ春を感じる暖かい一日。

早島で進行中の住宅は、佳境を迎えております。

内部の仕上げ工事は、ほぼ完了し細かな部分を造り込んで行く段階へ。

外部は、グッと雰囲気が良くなる様に植栽を施して行く準備を行っています。

住宅の計画は、いきなり図面が出てくるものでは有りません。

心を落ち着かせ、クライアント様との対話の中と敷地のインスピレーションから、漠然としたイメージを膨らませていきます。

一本、一本の線を重ねることにより、少しずつ空間の輪郭を形取っていきます。

色々な兼ね合いを考えながら、無理無駄のない平面計画を丁寧に創り上げていきます。

一本の線を丁寧に

藤原昌彦