信用と信頼の中で

藤原の日記

雨がよく降り続きますね。

すっきりとした、秋晴れが恋しいですね。

鈴木大拙館01

建築を設計する際に、クライアント様の要望をヒアリングしながら進めて行きます。

と書いてしまうと、どうしても全ての要望を叶えてもらえると思われてしまいます。

要望や希望をお聞きした上で、敷地を読み込みながらプランを進めて行きます。

その際に、クライアント様からの要望が何を示しているのかを考えること、私に依頼をして頂いた意味を考えながら、この敷地にふさわしい建築を考えて行きます。

要望をどう捉えるかは、少し難しい部分があるのですが、そのことを伝えようと一生懸命プランを考えて渡してくれる方がいらっしゃいます。(私たちが欲しい住宅は、これよと言わんばかりに…)

ここまでできるのであれば、このままを作ってくれる工務店へ行かれた方が、思いの通りになりさらにコストも抑えられ、この方にとって満足のいく住宅になると思います。

私は、建築家として建築と向き合い愛情を持って、創り上げて行きたいと思います。

クライアント様との信用と信頼の中で。

虚飾なく、威張ることなく、謙虚に建築に邁進して行きたいと思います。

藤原昌彦