2018年4月Blog

手腕

藤原の日記

関東への出張の二日目です。

あいにくの雨模様ですが、建築を身体で感じる建築散歩をさせていただきました。

辻堂の家

全国の設計家と共に、まずは若原一貴氏の最新作「辻堂の家」を見学させていただきました。

計画段階から、スケッチや模型を見せて頂いていた住宅です。

写真でも、見ていたのですが、やはりその空間に身体をおくことは、全然違います。

住まれているクライアント様とも色々と話を伺えました。

その話を伺いながら、その空間を感じながら思ったことは、良い住宅、良い建築になることは、クライアント様の手腕・能力・任せる力・覚悟により、出来上がるのだと。

本当に、良い建築で住まれているクライアント様の楽しそうな笑顔が印象的でした。

藤原昌彦

良い刺激

藤原の日記

今日は、寒い1日でしたね。

雨がチラホラ降り、気温が上がらない感じでしたね。

隈研吾

今日から、東京に来ています。

設計中のクライアント様との打ち合わせをさせていただき、その後東京駅ステーションギャラリーで開催中の隈研吾展へ。

住宅では、できなことではありますがその考え方などは非常に参考になりました。

物質と物質との関係性。建築は物質で成立しているのだから。。。

その後、東京の建築家の仲間と色々な意見・情報交換をさせていただき、非常に刺激の受ける一日となりました。

明日も、建築を見学させて頂く予定で、色々と吸収して行きたいと思います。

藤原昌彦

比較する葛藤

藤原の日記

今日は、穏やかな天候の一日。

打合せに伺った住宅の庭は、新緑で緑のカーテンがかかっているかのようでした。

気持ちの良いくつろぎの空間でした。

城東台

さて、最近では土地探しの依頼を良く頂きます。

なかなか、住む方にとって良い土地は、どうなのかを思案しながら資料を集めたり、不動産業者の方に依頼を行ったりします。

先日、良い土地が見つかったのですが、比較している工務店の方が見つけてこられて、そこについてどんな提案が出来るかお願いしたとの事でした。

大変申し訳ないのですが、比較対象としてのプランは行っていませんし、相手の工務店に非常に失礼な事のように思います。

建築家として設計を行う以上、全身全霊をかけプランを行ってまいります。

お互いの信頼関係があって、初めて住宅を創って行けると思っています。

今までのクライアント様も、今設計を行っているクライアント様も、色々な葛藤の中、私の事を信じて頂き依頼を頂けています。

その方々にも、失礼の無いように設計に取り組んでまいります。

藤原昌彦

 

外壁板張り

岩井の家

張り仕舞いのコーナー部分は少し加工が必要です。
大工さんお疲れ様でした。
外部は軒裏の板を貼りながら
内部も並行して進めて行きます。

写真 2018-04-16 10 42 27 (1)

 

 

浄化槽設置

牛窓の家

牛窓の家は下水道が通っていない地域での建築なので
浄化槽を設置します。

写真 2018-04-16 14 04 14

骨格をなす構造

藤原の日記

雨も上がり、穏やかな一日でしたね。

これから、ますます暖かくなってきますね。

SE構法

建築が成り立つためには、色々な要素がありますが、やはり構造が重要な要素となってきます。

木造(W造)・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート構造(RC造)・・・。このうちの

二つが合わさった、混構造など。。。

コストもさまざまで、出来上がる空間も違ってきます。

私の手掛ける住宅の多くは、木造となっていますが、ごくまれにコンクリート構造+木造(混構造)があります。

一般的には、コストも考慮して木造となりますが、その木造でも違いがあります。

今まで一般的に採用されている在来工法や接合部分を金物を使用したりするSE構法など、さまざまあります。

どの構造が、考えている住宅と相性が良いかを考えつつ、採用を決めて行きます。

その際に、気を付けていることは、構造の専門家と取り組むことで、必ず許容応力度計算による構造解析・構造計算を行うことにしています。

しっかりと、安全性を考えつつ空間の骨格となる構造を考えていきたいと思います。

藤原昌彦

輪郭

藤原の日記

スッキリしない雨模様の一日。

この週末は、春の嵐の様に風が強くなる予報です。

美咲町の家

さて、毎日の日課として、現在設計をしている住宅の平面プランや断面図を眺める様にしています。

繰り返し繰り返し見ることでその平面が美しいのか?導線に破綻はないのか?何か工夫はないのか?を考えます。

空間の輪郭を浮かび上がらせ、イメージをする。

名建築の図面を見ると、図面が美しいですね。

建物の輪郭、空間の輪郭。

まだまだ、手を練る事続けていかねければ行けません。

藤原昌彦