2017年8月Blog

地鎮祭

藤原の日記

今朝は、気持ちの良い風が吹き、暑さも少し和らいだのかと思えましたが、日中はかなり暑かったですね。

地鎮祭

本日は、「真備町の家」の地鎮祭を執り行いました。

間口が、2間半と狭く奥に長い建物となります。

南側には、ご両親の住む母屋があります。

限られた敷地の中で、どの様な暮らし、空間になるかを考えました。

外観は、母屋に隠れてほとんど見えない状態となりますが、

その分内部空間の質を出来る限り高めていきたいと思っています。

もう少し、手続きに時間がかかりますが、準備を整えて着工をしていきたいと思います。

藤原昌彦

平屋建て

藤原の日記

今日も暑かったですが、なんとなく過ごしやすかった気がしますね。

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現在設計を進めている住宅の多くが、平屋建てです。

何事にもメリット、デメリットがあるわけですが、平屋建ての場合はやはりコスト面ですね。

二階建ての住宅と比較すると、屋根の面積、基礎の面積が大きくなるので当然と言えば当然ですよね。

ですが、30坪2階建ての床面積が必要な場合、平屋建てのでは27〜28坪程度となると思いますので、総額は高くならないかもしれませんね。

将来的なメンテナンスの費用を考えると、外壁を修繕する際の足場代が不必要になったりすするため、長期的な考えを持つと安くつく可能性があります。

続きは、後日にしますが、平屋建ての住宅を検討して見ませんか?

藤原昌彦

 

パッシブデザイン…

藤原の日記

毎日暑い日が続きますね。

現場では、職人さんの汗かく姿に本当に頭が下がります。感謝です。

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今日はパッシブデザインについてです。

写真は、「二つ庭の家」。パッシブデザインの考え方を上手く取り入れられた実例です。

パッシブデザインコンペ2017でも、横内賞を頂きました。

さて、このパッシブデザインですが、高気密高断熱の住宅や省エネ住宅とは実は違います。

間違ってはいないのだけど…違うのです。

高気密高断熱住宅や省エネ住宅は、そもそも方法です。

簡単に言えば、数値目標や達成する数値が分かりやすく示されています。

この住宅を目指すのであれば、出来る限り断熱材を厚くし、リビング空間を小さくし、窓を小さくすれば簡単に出来てしまう可能性があります。

しかし、住宅を建てる際に本当に良いのでしょうか?

気持ちよく豊かな暮らし。のんびりとリビングでくつろぐ…

そのような想いを持ちながら、考えられるはずです。

パッシブデザインは、高気密高断熱住宅や省エネ住宅を駆使しながら、その地域、その住宅が建てられる敷地の周辺環境を読み解き、設計することを言います。

どちらから、気持ちの良き風が吹くのだろうか…

隣の建物の向きや高さ、開口部など…

この考え方が大切なのではないでしょうか?

藤原昌彦