藤原の日記Blog

手を使う

藤原の日記

梅雨は来るのだろうかと思うくらい良い天気で、風も心地よい1日。

シンプルに見せながら、体験を複雑にする。

設計の際に気をつけながら行なっている事ですが、いつも壁とぶつかりながら格闘を行います。

その時に使うのは、CADなどのコンピューターではなくやはり「手」。

スケッチを描いたり、模型を作ったり手で考えることを行います。

そうすることで、いろいろな発見があり次に進める事ができます。

まだまだ、アナログな世界は大切にしていかないといけませんし、人間を退化させることになるのではないかとともいます。

藤原昌彦

丁寧な暮らしぶり

藤原の日記

涼しく気持ちの良い日が続きますね。

どうやら水曜日頃から梅雨に入りそうです。

今日は、邑久町の家へ打ち合わせのために行ってきました。

第二期工事の打ち合わせです。

新しくできた住宅を敷地の与条件と考えて、設計を進めて行きます。

こちらは、予算が大変厳しくもう一度内容を見直しながら検討をして行きたいと思います。

住宅部分については、丁寧な暮らしぶりが感じられ気持ち良さそうに暮らされていました。

家具等が揃うと、より良くなりそうです。

藤原昌彦

散歩の勧め

藤原の日記

すごい雨でしたね。

最近では、シトシトと降る梅雨ではなくなって来ていますね。

私の恩師でもあり、共同設計をしている若原一貴さんの書籍出版と日本大学芸術学部 准教授就任の記念パーティーに参加のため東京へきています。

関東だけでなく、出張するとそこに建つ建築をできる限り見る様にしています。

つまり「建築散歩」

今回は、安藤忠雄つながりで「金子邸」を外観のみ見学。

ただ単純に建築を見たいという興味ですが、建築家は必ずこの地に立ってこの敷地を見て、建築を必ず考えています。

その気持ちが少しでも読み取れる事ができればと思い散歩を続けています。

藤原昌彦

創る為のパワー

藤原の日記

雨が降りそうで、明日はかなり大雨となりそうですね。

国立近代建築資料館で開催されている「安藤忠雄 初期建築原図展」へ行って来ました。

1970年代から1990年代の仕事の原図(設計図)。

私を含め多くの方々が、安藤さん仕事で好きな年代ではないでしょうか?

図面から伝わる、絶対に創ってやるぐらいの力強さ。

当時の雰囲気や想いがヒシヒシと伝わって来ます。

先人に学ぶことが多く、もっと頑張れと背中を押される様な感じがしました。

藤原昌彦

調和させる

藤原の日記

気持ちの良い風が吹き心地よい一日。

今日は、美咲町の家の行政との打ち合わせのため津山へ。

トンボ帰りして三原に行く予定でしたが、上棟の準備が完了したため急遽予定を変更。

夕方には、田井の家へ現場確認のため行ってきました。

田井の家では、少し待って頂いて外構工事・造園を行なっています。

今回は、車寄せを製作。

建築の屋根と合わせて、垂木がリズムかるに見える様調和する様にしています。

そして、高さも。

できる限り低くして、建築と合わせる様に。

今月末には、造園家 荻野寿也による造園が始まります。

お手伝いしていただける方を募集しています。

いらっしゃる様であれば、連絡をください。

藤原昌彦

良いものを少しづつ

藤原の日記

気持ちの良い天気が続きますね。

週末は少し雨模様だそうです。

これからの季節、アトリエでは窓を開けて風の心地よさを感じながら、設計に向かっています。

窓を開けておくと入ってくるのが蚊ですが、その際に活躍するのが蚊取り線香。

どこかで見かけて気に入った南部鉄の蚊取り線香置き。

良いものを少しづつ集めるのも豊かな暮らしの楽しみでもあります。

藤原昌彦

撮影

藤原の日記

薄曇りのはっきりしない天気でしたね。

過ごしやすかったので良かったです。

本日は、アトリエを撮影していただきました。

初めて、ドローンを使っての撮影。

どの様な仕上がりになるのか楽しみです。

藤原昌彦

暮らしを楽しむ

藤原の日記

まだ梅雨に入りませんね。

もうしばらくは、天気が続く様です。

小さな住宅の設計は、あらゆるモノとの格闘になります。

寸法的なことから始まり、人の行動として振る舞えるのか?つまり生活できるのかを考えていかなければなりません。

部屋を仕切るのではなく、さりげなく仕切りながら繋げる。

そういったことを繰り返しながら創った空間は、クライアント様がより良い工夫を行いながら暮らす事により、深化した住空間となって行きます。

全てが用意された快適性は、現代にあっているのかもしれません。

家族の繋がりが希薄になりがちな、現代だからこそ少し使いづらい状況を家族の工夫・コミュニケーションにより暮らすことで愛のある住宅へとなるのではないかと思います。

暮らしを楽しむことが現代には必要なのではないでしょうか?

藤原昌彦

あらゆる変化

藤原の日記

心地よい風が吹き抜け、気持ちの良い一日。

約10以上前に設計をさせて頂いた住宅にお伺いをしました。

丁寧な暮らしぶりをうかがい知ることができ大変意味のある時間でした。

しかし、10年の歳月はあらゆる変化がありものです。

くつろぎの場から、当時見えていた緑の木々はなくなり、とあるスーパーのオブジェが目の前に。しかも夜はライトアップされるとのこと。

資本主義の世の中ので仕方のないことでは有るものの、やはり街づくりとして景観への配慮を考えていかなければならないのではないでしょうか?

大きなことはいきなりは出来ないかもしれませんが、一軒一軒の設計を丁寧に創って行くことが一つの社会貢献に繋がるのではないかと思います。

藤原昌彦

光の道

藤原の日記

暑くもなく過ごしやすい一日。

基本設計を行っている住宅の光について考えています。

ただ単純に、壁に窓をつけるのではなく光の道を考えています。

ファサードを端正にするために壁面の窓を少なくしながらも、内部の光はちゃんと作っていかんければなりません。

光を感じるのには、明暗が大事になってきますが、もう一つは光のグラデーションです。

明るいところから急に暗いところとなると、強烈に暗く感じます。

明るいところから暗くなるところまでの距離が長いと、人はくらさを感じなくなります。つまり、全体的には明るく感じます。

丁寧に光について深化させて行きたいと思います。

藤原昌彦