古き良き技術

藤原の日記

大変、蒸し暑い日が続きますね。

吉野塾

本日は、夕方から伝統工法のことを少しでも分かる為の勉強会?に参加してきました。

伝統工法と書いてしまうと、お寺や神社の宮大工による技術のことのように思ってしまいますが、古民家再生での技術でもあります。

地震の多い日本では、地震が起こるたびに建築基準法が改正され、伝統工法のような技術は使われない技術になってきています。

実は、地震が多くても倒壊しない技術が、この伝統工法には使われており、知っていくとその良さがよく分かります。

しかし、その技術を構造解析して安全性を確認できる方はほんの数人しかおらず、またその加工を出来、全体を理解できる技術者(大工)が少なくなっているのも事実です。

構造(架構)が美しいと建築・空間が美しくなると思います。

現代の建築にも、しっかりと応用できないかと考えています。

なかなか、クライアント様の理解力・覚悟、などが無ければ実現しないかも知れません。

現代に残して行きたい技術ですね。

久々に、寺社仏閣巡りをしたくなりました。

藤原昌彦